沖縄修行(2007年1月)
 JGCとなるには、50回搭乗・50000フライオンポイント(FOP)ゲットかのどちらかの条件を満たす必要があります。
フライオンポイントは搭乗距離によって決まりますが、航空運賃は搭乗距離に比例するとは限りません。さまざまな理由があるとは思いますが、本土沖縄線は運賃単価が安い=FOP単価が安いことになりますので修業には沖縄線を組み込むと効率が良くなります。

・2006年12月某日
 2007年にJGCと考え、上のような考え方で那覇往復を先得運賃でネット決済、那覇−宮古−石垣−与那国−石垣−那覇を美ら島(ちゅらしま)きっぷで予約します。
 美ら島きっぷはネット予約不可だったので久しぶりに電話予約で便を予約し切符の条件(一筆書き、往復は1回限り)を満たすように上記のルートで予約を入れます。購入は指定旅行代理店でということで、ショッピングセンター内の旅行会社へ行きましたが、どういう訳かわかりませんが旅行会社の端末では美ら島きっぷの発行は不可能ということでした。もう一度JAL電話予約に電話入れてチケットレス発券とします。

・1月16日
 いつもはセントレアから出発しますが、関西空港発のJTA便で那覇まで向かいます。出発時間は19時過ぎなので関空内で夕食を済ませロビーへ向かいます。
搭乗した便は、石垣発那覇経由関西行き便の折り返し運用と思われる那覇行きNU951便です。クラスJ無737なので「ほぼ」JTA専用機材です。 機材はハズレ(中古購入のシートピッチ狭機材)じゃなくJTAオリジナル機材のようでした。シートポケットには、JAL機内誌スカイワードとJTA機内誌コーラルウエイ等が入っております。
JTAの県外路線便なのでミュージックサービスもありチャンネルをJTAオリジナルにあわせます。通常のJAL便737の空きチャンネルをオリジナルソングに割り当てているようでした。
 離陸しベルトサイン消灯するとドリンクサービスが始まります。いつもならコーヒーかスカイタイムを貰うのですが、今回はJTA便なのでさんぴん茶を貰います。ドリンクサービスが一通り終わると鹿児島上空でした。
 機内販売の案内があり、パンフレットを見るとJTAオリジナルTシャツがあったので、JAL(VIEW)カードにて購入します。通常このカードはインプリンター処理不可なので機内ではどうするのだろうかと見ていたら手書き伝票起こして決済でした。
 ベルトサイン点灯し着陸態勢に入ります。外の様子はわかりませんがどうやら南側からの着陸のようです。スムーズに着陸しターミナルへ向かいます。737等の小型ジェット機だと比較的出口に近いスポットが割り当てられるようです。
 預け入れ荷物も無く制限エリアを抜け、モノレールの乗り場まで向かいます。楽天トラベル経由で予約してあったホテルは次の赤嶺駅前グランビュー沖縄です。
 ホテルにチェックインし部屋に入るとちょっと小腹が空いてきました。外へ出ようにもこのあたりは住宅地かレンタカー会社かで外食できそうなお店はマクドくらいでした。ホテルの案内を読むと、1階にあるレストランが深夜まで営業しているとのことでしたので、オリオンビールとつまみになりそうな料理2種類くらいを頼みました。
・1月17日
本日の利用便
JTA501便  OKAMMY
JTA941便  MMYISG
JTA807便  ISGOGN
 この日は、宮古石垣経由で日本最西端の地与那国島へ向かいます。
チェックインカウンターで美ら島きっぷを受け取ります。搭乗券5枚、表紙2枚などいろいろとチェックイン機から出てきました。
とりあえず昼間使わない物は預け入れ荷物に入れます。昨日と同じB737ですが、割り当てられた機材はどうやらハズレ機材のようでした。県内便なのでミュージックサービスは無くドリンクサービスも冷茶のみという簡素なものでした。
 そうするうちに宮古空港に着陸します。ここでの待ち時間は3時間ほどでした。空港で時間つぶしするのもいやなので個人経営のような感じのレンタカー業者でクルマを借りて〒局周りをしました。
 チェックイン済なのでそのまま2回の搭乗待合室へ向かいます。宮古石垣間は回送みたいな感じの運用で機内はガラ空きでした。飛行時間は短かったので機内サービス等もなしでした。
石垣でも3時間程度の待ち時間が有ったので、外に出ます。宮古島と異なり路線バスもあるので車は借りず、バスで市内まで向かいます。離島ターミナル付近のステーキハウスで昼食をとります。
港付近の店をのぞいたり、〒局周りをしたりすると丁度いい時間になったので空港へ向かいます
 次の石垣発与那国島行きはJTAではなくRAC運行便なので自動チェックインは不可でカウンターでチェックインを受けます。機材はボンQなので体重測定まではありませんでした。今では珍しい栞型の搭乗券で指定座席はシール貼でした。搭乗待合室でしばらく待っていると搭乗案内があり、改札を通過します。栞の搭乗券なので係員のモギリでした。
 歩いてもたいしたことは無いのですが。どういうわけかJTA・RAC便はバス案内です。搭乗する飛行機は40人乗りのプロペラ機でした。ジェットじゃない機材って以前乗ったのは・・・記憶にありませんでした。
 乗客の登場が終わるとCAさんはカウンター片手に搭乗人員の数をチェックしていました。
 時間になりエンジンが始動します。ジェットとは違う振動が伝わってきました。石垣空港は滑走路が短く、737だと常に急発進急停止ですがプロペラ機だと同じ滑走距離でスムーズに離陸しました。
 水平飛行になるとCAさんがキャンディを配り始めます。カゴに入っていたのは飴のほかJTAオリジナルの黒糖があったので黒糖を貰います。着陸態勢になり与那国島が見えてきます。上空からDRコトーの診療所らしき建物も見えました。着陸し、ターミナルへ向かうとここでは歩きでターミナルまで行けました。1月ですがさすがは南国で、東海地方の感覚では春でした。荷物を受け取り、到着ロビーに出ると予約してあった宿の人が待っていました。
 今回予約したやどは、もすらの卵で当時楽天トラベルはもちろん他のネット予約サイトでも与那国は対応していなかったのでガイドブック片手に電話で予約を入れました。そのときに送迎も一緒にお願いしておきました。宿は島の西側で空港は島の真ん中くらい、路線バスもないので宿の送迎は非常にありがたいものでした。
 宿は民宿みたいな感じで、宿泊客の泊まる建物と別棟のオーナーの住居がありました。一旦オーナーの住居の玄関先?でチェックインと宿代の支払いをします。宿泊カードを書いていたら、「うちも四日市出身で、こちらに移住しました。」といわれました。
 その後泊まる部屋まで案内してもらいました。部屋は個室で部屋にあるのは寝具のみでした。ロビーにはテレビや雑誌漫画があるので自由に見てよい、また台所もあり器具は自由に使用可能でした。長期滞在する人は自炊もしているとのこと。フリースポットも入っているのでネットもできるとも説明がありました。朝食は6時過ぎにパンを置いておくので自由に食べて良しと言われました。
 割り当てられた部屋で昼寝して、気づいたら夜でした。泊った宿には夕食がついていないということで、外に出ました。宿からしばらく歩くと久部良の集落があります。夜7時過ぎで開いているお店はよく田舎である生鮮食品から雑貨まで扱っているなんでも屋みたいなお店のみでした。惣菜類のようなものは売り切れで、菓子パンやスナック菓子と飲み物を購入します。
 宿に戻り、テレビを見ながらお店で買ったもので夕食とします。テレビは沖縄県内波が映りました。
 1月18日
本日の利用便
 JTA 962便 OGNISG
 JTA 642便 ISGOKA
 JAL2578便 OKAKIX
 今日の行程は与那国ー石垣ー那覇ー関西と乗りついで帰宅するだけです。日本の最西端からの帰宅なので丸一日かかりました。
 午前8時過ぎ起床し、ロビーに置いてあったパンを焼きジャムを塗ってコーヒーとともに朝食とします。置いてあったジャムとマーガリンは生協ブランドでした。なんとなく親戚の家に泊めてもらったような感じがしました。
 飛行機の時間は11時過ぎだったので日本最西端西岬を見に行く時間は十分にあります。途中与那国郵便局分室があったので旅行貯金のため立ち寄ります。訪れた時間は開局すぐの9時過ぎでしたがガラ空きでした。
 郵便局を出ると港でした。石垣からのフェリーよなぐにが停泊しておりました。ジェット機で積めない大きい荷物、危険品は船に頼るしかなく週数便のこの船に依存しているようです。
 目的とする西岬灯台はここからかなり歩きます。しかも登り坂です。
息が切れ始めたころにちょうど目的地です。晴れた日には台湾も望めるらしいですが、本日は残念なことに小雨でした。与那国島は当然日本国の領土ですが、この西岬の上空は一部台湾の管制空域に入っている部分があるそうです。
 入岬から宿に戻り荷物をまとめ、空港まで送ってもらいます。昨日の便はRACのプロペラ機でしたが、今日の石垣行きはJTA便の737です。最終関西までのチェックインをして荷物も預けます。離島空港ですので、搭乗前までセキュリティは締まっております。空港内の土産物店で地元の泡盛「どなん」を購入します。
 登場開始となりセキュリティゲートが開きます。セキュリティチェックを終えると待合ターミナルですが、中には何もありません。そうこうするうちに登場開始の案内があります。JTA便なのかはわかりませんが今回は通常通りの磁気搭乗券で自動改札を通過します。
 搭乗率はざっと見たところ3割くらいでした。荷物の積みおろしをみていたら結構な荷物があったので、朝の1往復は実質貨物便で旅客輸送はついでという感じなのかもしれません。
 離陸ししばらくするとベルトサインは一応消灯しますが、5分後に再び点灯とのことでした。短い間でしたがその間にキャンディの配布があり、JTA黒糖をもらいました。
 いつものように急ブレーキの着陸で石垣着です。ターミナルから近いスポットでしたが、バス案内です。ちょうどお昼なのでJTAターミナル内のレストランで昼食とし、そばを食べました。掲示に地ビールがあったのでビールを追加注文しました。
 搭乗案内がありセキュリティを抜け待合室に入ります。この便は満席らしく前後に分けての案内でした。航空路線とはいっても県内主要都市連絡便ですので、在来線特急のような感覚での利用が多いのかもしれません。
 離陸するまでは意識はありましたが、気がついたら那覇に着陸しておりました。
 待ち時間はあまりなかったのでそのまま空港内で待機します。すると、携帯電話が鳴り出たところJTA沖縄支店の担当者でした。那覇から搭乗予定の便は石垣から来た機材を使用する予定だったが遅れるとのことで、JAL便への振替輸送ということでした。JALのエリア内カウンターで搭乗券を交換してもらいます。座席番号が5Eと印字されていましたが、「次の機材は番号の振り方が違いますが右窓側の席です。」といわれました。
 指定されたJAL2578便はMD81機材で、オーディオもなくただ座っているだけでした。込み具合はこれまた少なく2割。予定していたJTA84便と20分違いで飛ぶだけにもともと少なかったのかもしれません。
 関西空港には定刻着でした。荷物を受け取り駅まで行くとちょうど列車の発時刻でしたのでそのまま改札を通過します。
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